電気系
WORKS
絶やさない電力、
鼓動する空港
~安全な航行を支える航空灯火、空港の運用を支える電力インフラ
絶えず動き続ける空港の運用を止めない、電気系技術者たちの使命感~
空港を照らす膨大な数の航空灯火
その安定稼働を365日、
支え続ける
かつて、岬を照らす灯台が船乗りたちにとっての“守り神”であったように、空港を彩る航空灯火は、航空機の安全な航行に欠かせない“道標”と言える。
旅客数や発着回数が増え続けるなか、安全な航行を維持するために重要度を増し続ける航空灯火。夜間はもちろん、雨や霧などで視界が悪い場合は昼間でも、絶えることなく輝き続けている。
多種多様な航空灯火の色や配列、光学特性や電気特性といった要求性能は、国際的な統一基準によって、設置場所や目的ごとに明確に定められている。電気系技術者は、こうした国際基準や航空法などのルールに則り、グループ会社と協力してすべての航空灯火を定期的に点検し、要求性能を満たしているかどうかを厳しく見定めている。
また、広大な空港の各所に設置されている航空灯火や受変電設備の運用状態をリアルタイムに把握する監視制御設備を備えており、異常が生じれば直ちに検知が可能だ。さらに、万一の停電に備えた非常用電源を整備するなど、絶やすことが許されない設備の安定性と信頼性を支えている。
電気があることの安心
空港の運用を支える設備のほとんどが、電気によって動いている。
その電気が、いつでも、どこでも、安定して供給されること。
それは、空港の安心と安全を守る“見えない基盤”であり、その安定を支えているのも、電気系技術者たちである。
発電所から送られてくる電気を受け取り、変電し、旅客ターミナルビル・貨物ビル・給油施設など空港内各所へ電気を送り届けるために必要な受変電設備・電力ケーブルをはじめ、身近に設置されるコンセント・照明設備に至るまで、保守対象の電気設備は多岐にわたる。
その運用・保守を担う電気系技術者は、グループ会社と協力しながら、日々の設備点検・整備を欠かさず、異常の兆候を見逃さない監視体制を構築すると共に、万が一の停電時にも、即座にバックアップ電源へ切り替えられるよう、冗長性のあるシステム設計と運用が徹底されている。
さらに、近年では、省エネルギー化を実現するためのLED照明・照明制御装置や高効率機器の導入・検討など、電気系技術者の役割はますます高度化・多様化している。
より良い空港を目指して、
電気系技術者の挑戦に終わりはない
「自分の仕事が世界トップレベルの空港を動かしている」
その使命感と誇りは、他の仕事ではなかなか味わえない。
旅客ターミナルの手荷物搬送設備、航空灯火、空港内通信ネットワーク──
停電すれば空港の運用に影響を与えてしまうからこそ、広大な空港内の異常を即座に検知・対応していく必要があり、異常の度合いに応じて速やかに修繕工事を発注しければならない。電気は簡単に止められないがゆえに、適切かつ冷静な判断力とスピード感が求められると同時に、大規模な設備を守っていくチームワークの経験も積むこととなる。
また、成田空港は「第2の開港プロジェクト」という、開港以来最大規模の変革に向けた巨大プロジェクトが進行している。
更なる機能強化において延伸されるB滑走路および新設されるC滑走路・誘導路の航空灯火等に加え、『新しい成田空港』構想において目指している旅客ターミナルや貨物施設含めた空港全体の電気のあり方について、電気系技術者の知恵と経験が求められる。
計画・整備面だけでなく運用面においても、成田空港を動かしているという責任感があるのは、NAAならではの魅力だ。
より良い空港を成田目指して、電気系技術者の挑戦に終わりはない。
電気系のジョブローテーション
空港施設における電気設備の重要性は高く、電気系技術者には、その日常的な維持管理だけでなく、計画的な導入・更新によって絶えず最適な状況を維持することが求められる。このため電気系社員は、主に「空港計画部」「整備部」「施設部」の各部署を約2~3年のスパンでローテーションし、幅広い経験を積むことになる。電気設備について基本計画から設計、工事、保守、管理まで、一連の業務フローをトータルに経験できるのは、NAAならではの魅力と言えるだろう。



