PERSON

MOTOYOSHI KAZUKI

成田空港のノウハウを海外へ
海外空港への運営支援を実施

経営計画部 国際事業室
[事務系]
2015年入社

入社の決め手

日本を代表する国際空港の運用に携わってみたい

成田空港を海外旅行で利用する際、出国時にはチェックインロビーから離陸まで一貫して旅の高揚感を高めてくれて、帰国時には無事日本に帰ってきたという安心感を提供してくれる、そんな特別な場所だと感じていました。そうした特別感を創り出す一員として働きたいと思ったことが空港での仕事に興味を持ったきっかけです。
就職活動中、NAAの採用チームや面接担当の社員と接する中で、一緒に働いてみたいと思えたことや、成田空港に乗り入れている多種多様な航空会社と一緒に、日本を代表する国際空港の運用に携わってみたいと考えていたことが入社の決め手です。

私のこれまでの経歴

2015年(入社)〜 旅客ターミナル部
旅客サービスグループ

より便利で快適な空港体験を提供できるよう、旅客ターミナル施設の改善や、お客様向けの新しいサービスの提供を検討、実施していくグループです。

2017年〜 運用管理部 運用グループ
※シフト

こちらの所属は「ランプコントロール」とも呼ばれ、管制塔によく似たランプコントロールタワーにて、航空無線を介して航空機等の地上走行を支援し、航空機の安全かつ円滑な運航を支えるという、空港運用の最前線を担っています。

2021年〜 運用管理部 運用グループ
※日勤

航空機が駐機や移動し、空港スタッフが地上作業を行うエリアである「エアサイド」の安全管理や、運用グループのシフト勤務者が日々安全かつ効率的に業務ができるようサポートをしました。

2022年〜 海外大学院へMBA留学

海外大学院への社員派遣制度を活用し、経営学修士号(MBA)を取得しました。当時は、入社4年目で当該制度による社内公募に挑戦し、運用管理部運用グループ(シフト)での業務を続けながら海外の大学院を受験。フランスのビジネススクールにて、世界中から集まるクラスメイトとともに切磋琢磨しながら成長することができました。

2023年〜 経営計画部 国際事業室

国際事業室は国際機関や海外空港とのNAAの窓口として、国際会議への参加調整や海外空港等の視察受入を実施しています。また、成田空港の運営で培った技術やノウハウをもとに、海外空港の運営支援(「海外空港事業」と呼んでいます)を推進中です。

現在の仕事について

専門性を活かしながらチームプレーで海外空港事業を推進

国際事業室において、「海外空港事業」を主に担当しています。成田空港の開港から45年以上にわたる空港運営の技術やノウハウを活用し、海外空港へのコンサルティング業務や、モンゴル・新ウランバートル国際空港への運営参画のように、出資を伴う空港運営にも着手しています。海外空港事業は、国際協力に寄与するだけではなく、海外空港事業を通じて得られた経験や気付きを成田空港に還元することで、成田空港の運用の質を更に高めていくことにもつながると考えています。
海外空港が主な舞台となりますので、他の部署に比べて、英語での業務や海外出張が多いことも特徴の一つです。国や地域によって商習慣や文化の違いもあり、一筋縄ではいかないこともありますが、成田空港を代表して海外で議論や交渉ができる、刺激的でやりがいのある仕事です。また、年次や職種問わず、お互いの専門性を活かしながらチームプレーで海外空港事業に取り組んでいることも特徴的です。

私のとある1日のスケジュール

08:30

出社(スライド勤務)

航空業界のニュースやメールチェック、1日のスケジュール確認。

09:15

ミーティング

担当中の海外空港案件についてチームでミーティング。

10:00

デスクワーク

海外出張の準備。
現地訪問先との連絡調整や、講演のためのプレゼンテーション作成。

12:00

昼食

ターミナル内の飲食店もしくは社内食堂にて昼食。

13:00

報告業務

海外空港事業の進捗を担当役員へ報告。

14:00

ミーティング

海外空港事業について社内の関係部署とミーティング。

14:30

ミーティング

海外取引先とオンライン会議。

16:00

デスクワーク

メールチェック、会議資料作成等。

17:10

退社

※週に2回ほど1〜2時間の残業が発生する場合があります。

これからの成田空港にかける想い

「NRT2.0」ではさらに大きな転換期を迎える

NAAに入社してすぐに第3ターミナルが開業しましたので、成田空港が新たなステージに移っていく様子を肌で感じることができました。今回、「NRT2.0」ではさらに大きな転換期を迎えるため、空港オペレーターとしても、成田空港の一利用者としても、早くも供用が楽しみです。「NRT2.0」を実現するまでに達成しておきたいことではありますが、成田空港を利用すること自体が旅の目的の一つとなるようなターミナル施設やサービスを提供していきたいです。

休日の過ごし方

長期休暇は海外へ、普段は家族と過ごす

1週間程度の休暇があるときは海外旅行に行きます。学生の頃からフランスが好きで、就職後も定期的に訪れているので次回の渡航を計画中です。資格試験が控えていたときやオンラインの修士課程に在籍していた頃の週末は、勉強と育児で手一杯でしたが、スキルアップのための自己投資ということで時折頑張っています。普段の休日は、自宅で映画やドラマを観たり、家族や友人と食事に出かけたりと、のんびり過ごしています。

成田空港のここに注目

加速するイノベーションの取り組み

面白い事業という点で、航空業界の激しい変化に対応し、よりよいサービスを提供していくために必要な「イノベーション」についてご紹介します。2023年NAAではスタートアップ企業から新しい技術や革新的なアイデアを募り、提案企業と協同で実証実験を進めていく「オープンイノベーション」を実施しました。引き続き2024年は、イノベーションを推進する国際空港アライアンス「Airports For Innovation (A4I)」に、成田空港がアジア初の空港として加入しました。こうしたイノベーション関連の取り組みは、私が担当している海外空港事業とも親和性が高く、また、新しい物好きな私にとって、個人的に気になっているところです。

未来の社員に向けたメッセージ

自分が大切にしている価値観をよく考えてみる

就職活動は、皆さんがこれまでの人生を振り返り、自分自身を見つめ直すいい機会です。自己分析をされる際、「自分が大切にしている価値観をよく考えてみること」が大切だと思います。皆さんの価値観にあった職場であれば、やりがいやモチベーションにも繋がり、業務で大変なことがあっても、きっと仲間と一緒に乗り越えていけるはずです。
また、様々な業界や職種の方に会えるのは間違いなく就活生の特権ですので、気になる会社には楽しむくらいの気持ちで足を運んでみてください。そうした中で、一人でも多くの皆さんにNAAを選んでいただけたら嬉しいです。成田空港でお会いできる日を楽しみにしております!

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