PERSON

OSHITA YUSAKU

『新しい成田空港』を創っています!

空港計画部 施設計画グループ
[技術系(建築)]
2012年入社

担当業務:FAST TRAVELの推進や、『新しい成田空港』構想の推進を進めています。

入社の決め手

非日常の空間で
大規模な施設の建設に携ることができる

私にとって空港は非日常の空間で、空港に行くといつもワクワクする気持ちになります。そのような空港に毎日通えて仕事ができるなんて楽しそうだな!と思ったのが最初のきっかけです。また建築職として、空港のターミナルのような大規模なプロジェクトに携わることができるのは、他社では経験できるものではないと思い入社を決めました。

私のこれまでの経歴

2012年(入社)〜 工務部 建築グループ(現 整備部 建築グループ)

T2連絡通路、固定ゲート延伸などの旅客ターミナルの増改修や、ランプコントロールタワー(成田空港独自にある施設)、空港整備作業施設、格納庫施設などの設計・工事など。

2016年〜 空港計画部 施設計画グループ

FAST TRAVEL(ターミナル内のチェックイン手続きの自動化)の推進やスマートセキュリティ導入によるターミナル改修計画。エアライン(航空会社)要望による施設改修検討、T3増築基本計画など。

2019年〜 施設保全部 建築グループ(現 施設部 建築グループ)

空港事務所、駐車場、給油施設、警備施設等、主に空港内外にある空港施設の修繕、維持管理をなど。

2021年〜 国土交通省 航空局(出向)

空港脱炭素化推進計画の推進をはじめ、空港建築施設の脱炭素化に関するマニュアル作成や
空飛ぶクルマの離着陸場整備指針の作成などを行いました。

2023年〜 空港計画部 施設計画グループ

FAST TRAVELの推進や、『新しい成田空港』構想の推進を進めています。

現在の仕事について

地域との一体的・持続的な発展の実現に向けて

空港計画部では、主に旅客ターミナルや貨物施設などの空港施設整備に関する整備方針や長期的な整備計画を策定し、それに必要な対外協議や調査を行っています。
また、成田空港の将来構想では、空港計画部が社内取り纏め役になり、『新しい成田空港』構想検討会を設置し、旅客ターミナルの再構築、航空物流機能の高度化、空港アクセスの改善や、地域との一体的・持続的な発展の実現に向けて検討を進めています。

私のとある1日のスケジュール

09:00

通常勤務 定時出社

メールチェック、チームブリーフィングで今週、本日のチーム内の業務状況進捗確認。

09:30

翌日の会議に向けてプレゼン資料の作成。

10:00

社内ミーティング(オンライン)

進行中のプロジェクトについて社内関係者と意見交換。

11:00

設計ミーティング(オンライン)

新たな施設改修計画について、外部コンサルタントと図面を広げてミーティング。

12:00

本社食堂で昼食

部のメンバーと温かい食事を頂いています、デスクでお弁当を食べることもあります。

13:00

ターミナル現地確認

午前中のミーティングで出た課題について、ターミナルの現場を直接確認。

14:30

都内へ移動

電車移動中にメールチェック。

16:00

関係官庁との打合せ(対面)など

17:40頃

退社

これからの成田空港にかける想い

安全・安心・スムーズに皆様が
楽しめる空港になってほしい

近年世界では、特に中東や東アジアを中心に、壮大でスケールの大きな巨大空港が数多く建設されています。海外空港の技術をそのまま成田空港に落とし込むことはできないため、敷地条件や、資金面などを考慮しながら、どう実現するかを考えることが仕事の難しさでもあり、やりがいです。
空港は出入国するまでに複数の検査や審査があり、時間が間に合うか、言葉が通じるかなど様々な不安が生じるような場所になっていると感じています。毎日空港で勤務している私でも海外空港を利用するといつも不安になります。
そのようなお客様が一人でも減るように、成田空港では誰でも安全・安心・スムーズに、そして誰もが楽しめる空港になってほしいと思っています。

休日の過ごし方

旅行が好き!
行き先で必ずチェックするのは?

旅行が好きで、週末は家族とよく旅行にいっています。月に1度は旅行に行くようにしています。
最近では特に目的もなく行き先を決めて、現地に着いてからGoogleマップや、ネットの口コミを頼りに、何をするか決めています。丸1日現地の公園で遊ぶだけ、ということもあります。
そして、職業病かもしれませんが旅行先の現地の空港は隅々まで歩き、建物構成や施設レイアウトを必ずチェックしています。

成田空港のここに注目

世界と比較できる空港をめざし、
魅力的な出向もある

個人的に注目している取り組みはACI(国際空港評議会)が実施しているASQ(Airport Service Quality)調査に成田空港も参画しているという点になります。
この調査は成田空港の客観的なサービスレベルを把握できるだけなく、海外空港の結果も把握・比較することができ、成田空港のお客様満足の現在位置を把握できます。
ただスコア結果だけでなく、各手続きプロセスにおける評価、コメントがまとめられているため、現場での日々発生する課題だけではなく、世界から見た成田空港の評価されている評価点、課題点を認識できます。
また、NAAの出向制度があり私も経験していますが、成田空港と密接に関連する様々な企業へ出向できる機会があります。海外の空港や団体への出向もあるので、海外志向のある方にとっては非常に魅力的かと思います。

未来の社員に向けたメッセージ

このような仕事ができる会社は日本でも少ない!

成田空港の建築職の最大の魅力は、プロジェクトの規模です。こんなに大規模な施設に関わることができる会社は日本でも殆どないかと思っています。NAAの社員として働くということは、我々が手掛けた空港施設を、世界中の方々に使っていただけるということになり、空港を利用するみなさんを笑顔にできるかどうかは我々の手に懸かっています。
是非我々と一緒に『新しい成田空港』をつくっていきましょう!

NAAでの資格について

1級建築士の取得が推奨されているので、会社のサポートも受けながら取得しました。

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